妊娠前後に尿漏れやお股周りのゆるみを感じていませんか?これって私だけ?いつまで続くの?治せるの?そういうことって、親しい友人や病院にも恥ずかしくて相談しづらいもの。でも、意外とそういう女性って多いんです。今回はそういう妊娠、出産後のマイナートラブルの原因と対応について説明してみます。人間の体は男女問わず、骨盤の下側に骨盤底筋というハンモックのような筋肉があり、内臓が骨盤内に収まるように下から支えています。妊娠中の女性は、徐々に大きくなる胎児を子宮内に維持するため骨盤底筋がいつも以上に頑張っていますし、出産時には骨盤底筋にかなりのダメージを受けています。そのため、出産後は特に尿漏れや内臓脱が起こりやすくなってしまいます。出産後に一旦そのようなトラブルが落ち着いたとしても、きちんと骨盤底筋の機能を取り戻しておかないと、年齢を重ねて筋力低下が起こりだしたときにまた症状がでてきてしまいます。では、どのように骨盤底筋の機能を取り戻していけばいいのでしょうか?一言でいうと、肛門をしめる体操をすることです!!出産に伴うお股の傷の痛みが落ち着いたら、仰向けに寝た状態でお尻の穴をキュッキュとしめるように意識してみましょう。最初はしめようとしてもしめる感覚がわからないかもしれません。しかし、毎日やってみるうちに、徐々に力が入る感覚がつかめてきます。感覚がつかめてきたら、しめたままの状態を数秒~数十秒維持するようにしたり、寝ている状態だけでなく、座ったり立ったりした姿勢でも同じことをやってみます。また、肛門をしめる感覚から、その少し前方の膣、尿道をしめる感覚まで少しずつ区別できるようになってきたらしめたものです。歯磨きをしている間、料理中、化粧中などしめたままにしておこうといったことを続けているうちに、無意識に骨盤底をしめている自分に気が付くときがくると思います。そうなれば、妊娠前、何も気にしなくても尿漏れなんてしなかった頃の自分に戻っているはずです。気が遠くなるような地道なリハビリですが、是非ともご自分の将来のために実践してみてください!最後に、このようなリハビリを続けてもどうしても改善しない場合には、産婦人科を受診すると手術などの対応もあるようです。ですが、できればそのような治療をすることなく、骨盤底筋の機能を自分で回復させ、しっかり締まった体を取り戻したいものですよね。